弊社に納品される生産機器の製作現場を訪問してきました。
少しずつ形になってきていて、非常に楽しみです。
この機器を使用することで、フライパンで焼いた状態を再現出来るようになります。
"フライパンで焼き目をつける"という工程をどうしても再現したくて、探した機械です。
この機械を発注する前、試作機でテストをしたときの写真を載せます。
アンガス牛のウチモモにスパイス等をまぶして両面を焼成し、コンベアから出てきた時の写真です。
※この時はアンガス牛のローストビーフを試しに作ってみました。
試し焼きでしたが、美味しく仕上がりました。(スパイス等をまぶしすぎて、味が濃くなってしいまいました…。)
※実際の生産工程では表面の焼成と仕上の加熱(芯温のコントロール)は分けます。
釧路工場が稼働したら、生産に携わるスタッフ同士、迷いながら商品を開発していくことになります。
この機械に向きあい、対話し、特性を理解し、生産工程に落とし込み、「どうしたら食卓にこの"美味しい"瞬間を届けられるだろうか」とスタッフ全員で悩みながら試作を繰り返していくのだろうと思っています。
例えば、調味料のブラックペッパーひとつをみても、加工する会社様によっても香りは違いますし、1/8を使うのか1/10を使うのか、粉末も使うのかでも味わいが変わってきます。これを調味料一つずつに向き合っていきます。奥が深い、深すぎますよね。
表示上は『ブラックペッパー』になっていますが、そこに行きつくまでのストーリーがあることを生産側になることで気付けるようになります。
お肉も好き、料理が好き、食べることが好き、こういう想いがとても大切な職場になります。